「お料理得意なんです♡」という、ちょっと照れたような甘い声。TikTokやYouTubeのショート動画で何度も聞いたことがある人は多いはずです。
でも、この音声は誰がしゃべっているのか、そして本当に“料理が得意な女子”のリアル音声なのかというと、答えはNOです。
実はこのセリフは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場するアイドル・五十嵐響子(いがらし きょうこ)のSSRカードや関連楽曲「恋のHamburg♪(Game ver.)」に登場する公式ボイスが元ネタなんです。
つまり「お料理得意なんです」は、ただの自己アピールではなく、キャラクターとしての“家庭的で献身的な女の子”という魅力をぎゅっと詰めこんだ一言です。
この一言が切り取られて拡散したことで、五十嵐響子というキャラ、そして「恋のHamburg♪」という曲そのものが、ゲームファン以外の層にまで一気に広まりました。
いまでは、かわいく自分をアピールする動画だけでなく、あえて料理に失敗したオチ動画や、メイクのビフォーアフター動画など「ギャップで笑わせるネタ」にもよく使われています。
本記事では、以下のポイントをわかりやすく解説します。
- 「お料理得意なんです」の元ネタ音源はどこから来たのか?
- 楽曲「恋のHamburg♪(Game ver.)」はどんな曲なのか?
- 『アイドルマスター シンデレラガールズ』と五十嵐響子ってどんな存在なのか?
- なぜいまTikTokで再ブレイクしているのか?
- みんなは実際どんな使い方をしてバズっているのか?
「お料理得意なんです」のセリフはアイマス五十嵐響子のSSRが元ネタ

結論からいうと、「お料理得意なんです」という可愛いセリフは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場するキャラクター・五十嵐響子(いがらし きょうこ)のSSRカードが元ネタです。
つまり、TikTokで聞こえてくる「お料理得意なんです♡」という声は、ただの一般女子のセリフではありません。
公式キャラのボイスから切り出されたものです。
なぜこれがバズったのかというと、キャラ設定と音声の雰囲気が「家庭的で一生懸命な女の子」という分かりやすい萌え属性をストレートに伝えてくれるからです。
結果として、多くのユーザーが「料理アピール」「女子力アピール」のネタにこの音源を使うようになりました。
TikTokでバズった可愛いセリフの正体とは?
「お料理得意なんです」というセリフは、聞いた瞬間に「彼女感がある」「家庭的アピールが強い」と伝わる言葉です。
この一言だけで「料理ができる=いい子そう=モテそう」というイメージを一気にまとめてしまう力があります。
だから、多くの動画で「私って女子力高いでしょ?」みたいなノリのネタとして使われています。
実際には料理が苦手な人でも、あえてこの音源をかぶせて「全然得意じゃないけど?」というギャップオチにすることでウケを取りにいくパターンも多いです。
つまりかわいさとネタ性の両方を持った音源だからこそ、広く使われていると言えます。
音源は「恋のHamburg♪(Game ver.)」のセリフパートから
この音源は『アイドルマスター シンデレラガールズ』関連楽曲「恋のHamburg♪(こいのハンバーグ)」のゲーム内バージョンから抽出されたものとされています。
曲の冒頭〜間奏にかけて、響子が料理にまつわる甘いセリフを喋るパートがあり、そこが切り取られてTikTokなどで使われるようになりました。
つまり、ただの「女の子が自撮りで言ったセリフ」ではなく、正式なキャラクターボイスが素材になっているのがポイントです。
こうした“ゲームのキャラボイス切り抜き音源”は、近年のSNSミームの定番ルートになっています。
元動画や投稿例も紹介(YouTube・TikTok)
「お料理得意なんです」の元ネタをまとめた切り抜き動画や、キャラボイスを引用した音源紹介動画はYouTubeにもアップされています。
また、TikTokでは「#お料理得意なんです」系ハッシュタグで検索すると、手料理動画だけでなく、明らかに焦げたフライパン、粉まみれのキッチン、インスタント食品だらけの冷蔵庫などをオチに使うネタ動画も多数見られます。
つまり、この音源は“可愛い子ぶりたい人”だけでなく、“料理下手な自分を笑いに変えたい人”にも使われているということです。どちら側でも成立する万能なボイス素材と言えます。
楽曲「恋のHamburg♪(Game ver.)」について

「恋のHamburg♪(Game ver.)」は、ハンバーグに恋している女の子目線の、明るくてポップで甘い楽曲です。
最初に押さえておきたいのは、この曲が「ただの食べ物ソング」ではないという点です。
なぜなら、歌詞やセリフの中で、料理=愛情表現、ハンバーグ=好きな人に作りたい特別メニューという形で、恋愛要素がしっかり盛り込まれているからです。
つまり、食べ物の話と恋バナが同時進行する構成になっており、キャラ性と“彼女っぽさ”を強く押し出す設計になっている曲です。
曲の特徴:ハンバーグに恋する乙女のポップな楽曲
この曲のいちばんわかりやすい特徴は、「ハンバーグが好きすぎてテンションが爆上がりしている女の子」をそのまま音にしたようなテンポ感です。
BPMも明るく、アイドルソングらしいキラキラした伴奏に、響子の元気で素直な声が重なります。
結果として、「元気で家庭的」というギャップのあるキャラ像がリスナーに一瞬で伝わります。
SNSでループ再生されても聴きやすい構成になっているため、短い尺で切り取られても魅力が落ちにくいのも強みです。
セリフ・歌詞の中に「世界で一番素敵なえがおー♪」など印象的なフレーズ
「恋のHamburg♪」の歌詞やセリフには、甘いワードがたくさん詰め込まれています。
例えば「世界で一番素敵なえがおー♪」のように、好きな人を全力で褒めて持ち上げるフレーズが象徴的です。
こういった“即彼女ムーブ”な言葉は、聞いている人に「こんな子にこんなこと言われたい」という妄想をさせる効果があります。
この手のフレーズはSNSでの音源利用と相性がよく、リップシンク動画や自撮り動画に当てるだけで「彼女感のある動画」に変わるため、バズりやすい要素になっています。
使用されているゲーム内バージョンとフル音源の違い
「Game ver.」はゲーム内での公開を前提にした短い尺のバージョンです。
フル尺の楽曲と比べると、イントロやセリフ部分がコンパクトにまとまっています。
これは、ゲーム内演出やイベントでキャラを強く印象づけるためです。
TikTokで使われている音源は、この短い尺の一部です。
つまり、SNSで流行っている音源は「ユーザーが便利なように編集したもの」ではなく、「そもそも短くて使いやすい公式尺」だったということです。
結果的に、数秒〜十数秒で笑いを取るショート動画文化と完璧にハマりました。
アイドルマスター シンデレラガールズとは?

『アイドルマスター シンデレラガールズ』は、プレイヤーがプロデューサーとなってアイドルを育成・サポートするゲームシリーズです。
まず押さえたい結論は、「長年続いてきた人気シリーズだからこそ、キャラのセリフや楽曲が世代を超えてSNSで再発掘されやすい」という点です。
なぜなら、作品自体が長期間愛され、キャラ数も多く、声優ボイス・楽曲資産がとても豊富だからです。
その中から、今のノリに合う音源だけが切り出され、TikTokなどで“第二の人生”を歩く流れができています。
ソーシャルゲーム版の概要とサービスの歴史
ソーシャルゲーム版の『アイドルマスター シンデレラガールズ』は、携帯・スマホ向けの育成型ゲームとしてスタートしました。
プレイヤーはアイドル候補生たちをスカウトして育て、ライブで活躍させます。
長期間運営されてきたタイトルで、イベントや限定カード(SSRなど)のたびにアイドル個人のキャラ性が深掘りされてきました。
この積み重ねのおかげで、五十嵐響子のように「料理が得意」「家庭的」という設定もファンの間で強く共有され、今回のような音源ミームにもつながっています。
リズムゲーム版「スターライトステージ(デレステ)」の魅力
「スターライトステージ(通称デレステ)」は、アイドルの楽曲をリズムゲームとして遊べるアプリです。
3Dモデルで踊るライブ演出、キャラクターボイス付きのコミュ、イベントごとの限定ストーリーなどが魅力です。
特にデレステは楽曲とキャラの距離が近く、「この曲はこの子の持ち味を表現してる」というファンの認識が強く育ちます。
そのため、曲やセリフ単位で切り出しても「誰の声かわかる」「どういう子かわかる」という伝わりやすさがあります。これがSNSでの広がりやすさにつながっています。
なぜ今でもTikTokで音源が使われるのか?
昔からあるキャラや曲なのに、今も新規でバズる理由は3つあります。
・かわいいボイスと甘いセリフが、今のショート動画文化にそのまま使えること。
・「女子力」「彼女力」みたいなテーマが、男女どちらにもネタにしやすいこと。
・音質がクリアでループしやすい短尺素材になっていること。
この3点のおかげで、当時そのコンテンツを知らなかった世代にも受け入れられています。
つまり、古いゲームのボイスでも、今のSNS目線で“現役のネタ”として通用するということです。
五十嵐響子のキャラクター・魅力を紹介

五十嵐響子は、「お料理が得意で、家庭的なアイドル」というわかりやすいコンセプトを持ったキャラクターです。
まず押さえたいのは、彼女が“クラスに1人いそうな優しい子”として描かれていることです。
なぜなら、アイドルなのに距離が近い・リアルにいそうという親しみやすさが、ファン人気の根本だからです。
完璧なお姉さんタイプというよりも、「一生懸命お世話してくれる彼女」感が強いので、恋愛的な妄想と相性がいいアイドルでもあります。
家庭的でしっかり者、でもちょっと天然な一面も
響子は家事スキルが高いキャラとして描かれています。
特に料理が得意で、誰かのためにお弁当を作ったり、疲れた人を支えるようなセリフが多いです。
一方で、まじめに頑張りすぎて空回りしたり、ちょっと天然な可愛さが出ることもあります。
この「しっかりしてるのに危なっかしいところもある」というギャップは、ファンから非常に支持されています。まさに“守りたい系ヒロイン”の属性です。
ファンからの人気や評価の高さ
五十嵐響子は、実装当初から「癒し系」「嫁にしたいランキング上位」的な人気を持っています。
理由はわかりやすくて、次のようなポイントが刺さっているからです。
・料理・掃除など家庭スキルが高い。
・一生懸命で、他人の役に立ちたいという気持ちが強い。
・声や話し方がやわらかく親しみやすい。
こういった特徴は恋愛ゲーム的な文脈でも強い評価を受けやすく、「こういう子が彼女だったら最高」という理想像として語られることが多いです。
「料理が得意」という設定が音源ミームの拡散につながった?
「お料理得意なんです」というフレーズは、キャラ設定と完全に一致しています。
だからこそ切り取っても意味が通じやすく、初見でも「この子は家庭的キャラなんだな」と一瞬で伝わります。
SNSでは、料理上手アピールや、逆に料理失敗オチのネタとしても応用できるため、幅広い層が使いました。
つまり“キャラの属性そのもの”がミームとして独り歩きしたケースです。
これは他のアイドルキャラ音源でも起こりますが、響子は特にわかりやすい属性だったことで、一気に広がったと考えられます。
TikTokでの「お料理得意なんです」音源の使われ方

現在TikTokでは、「お料理得意なんです」の音源は“かわいさのアピール”よりも“ネタ化”の方向で使われることが多いです。
結論としては、この音源は「私、女子力高いんです♡」という真面目な自己紹介ではなく、あえてズレた映像と組み合わせて笑いに変える使い方が主流です。
なぜなら、ギャップが大きいほどオチが強くなるからです。これがSNSでバズる基本パターンになっています。
「料理ミス動画」「逆詐欺メイク」などネタ用途が中心
この音源がよく使われるパターンは次のとおりです。
・盛大に失敗したオムライスや黒コゲの肉を映しながら「お料理得意なんです♡」。
・すっぴん状態の自分を見せたあとに「女子力アピール」の音声だけ流す。
・あえてレトルトや冷凍食品を皿に移しただけで“手料理風”に見せる。
こういった「言ってることと映像が一致していない動画」は、“逆詐欺”系のネタとして鉄板化しています。視聴者もツッコミやすいので、コメント欄も盛り上がりやすいです。
合成ボイスやAI音声での派生ミームも登場
最近は、元のキャラボイスを真似した機械音声やAI音声が出回るケースもあります。
これは「自分の声を録音するのは恥ずかしい」「でもこのノリはやりたい」という人にとって都合がいい方法です。
また、男女問わず使えるようになったことで、ネタの幅も広がりました。
「筋トレ自慢しながら『お料理得意なんです♡』」「明らかに男の一人暮らしキッチンで『お料理得意なんです♡』」のように、わざとミスマッチを起こす使い方が増えています。
これは、ミームがキャラファンだけのものではなく、一般層の遊び道具になっている証拠です。
今後もバズり続ける可能性があるミーム音源
この音源はまだ消費されきっていないタイプのネタです。
理由は3つあります。
・「家庭的アピール」や「女子力アピール」は、恋愛ネタ・自虐ネタ・飯テロネタなど幅広いジャンルに刺さること。
・一言だけで成立する短い音源なので、新規参入しやすいこと。
・キャラクター由来の声なので、“誰かが勝手に作った謎音源”よりも信用されやすいこと。
この3つが揃っている音源は長く使われる傾向があるため、定番ネタとして今後も断続的に使われると考えられます。
まとめ:「お料理得意なんです」はアイマス発、TikTok行きの最強セリフ
まとめると、「お料理得意なんです」は、アイドルマスターの五十嵐響子という公式キャラクターのセリフが、そのままTikTokの流行音源として広まったものです。
これは、ゲーム内の一キャラ設定(家庭的・料理上手)が、SNS上で「彼女感ネタ」「逆詐欺オチ」として再利用されたケースです。元はアイマス界隈の文脈でしたが、今は一般ユーザーの“日常ボケ”素材として独り立ちしています。つまりオタク文化と一般SNS文化が合流した、典型的なミームの進み方と言えます。
アイドルゲーム×ミーム文化の融合が生んだ現象
この現象は、「ゲームキャラの甘いセリフ」が「一般人の日常ネタ」に輸入された例です。
昔ならファンの中だけで楽しまれていた音声が、今はショート動画文化によって一気に外へ流れ出ます。
結果として、作品を知らない人にもキャラ名や曲名が間接的に届きます。
これは、アイドルゲームが持つ“声とセリフの資産”がSNSで何度も再利用される時代になったことを示しています。
五十嵐響子&恋のHamburg♪のさらなる再注目に期待
「お料理得意なんです」から入った人が、キャラ本人や楽曲そのものに興味を持つ流れも出ています。
たとえば「誰の声?」「この曲かわいすぎるんだけど」という反応から、キャラ名で検索したり、関連MVを見たりする人が増えています。
これは古い・既存のコンテンツでも、SNSによって再評価されるチャンスがあるということです。
今後も、こういった“元はゲームの音声”という素材が、TikTokきっかけで第二のヒットを生むケースはどんどん増えると考えられます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
