最近SNSでよく見かける「長靴を履いたネズミが、無表情でひたすら踊る動画」。
「これ何?」「どこから来たの?」「やたら中毒性があるんだけど…」と気になっている人も多いはずです。
結論から言うと、この“ネズミのダンスミーム”は、複数の元ネタ(キャラ・ダンス・音楽・ゲーム)が組み合わさって誕生した国際的ミームです。TikTokを中心に世界でバズり、日本でも急速に広まりました。
なぜただの「踊るネズミ」がこんなに人気なのか?その理由は、映像のシンプルさ・音楽の心地よさ・ダンスのクセになる動きという三拍子が揃っているからです。
そして、誰でも真似しやすく編集しやすいミーム構造が、爆発的な拡散を後押ししました。
この記事では、ネズミダンスミームの元ネタ・制作したクリエイター・使われている音楽・ダンスの出典・キャラの正体をわかりやすく解説します。
さらに、流行した理由・関連ミーム・二次創作の種類・自分でミームを作る方法まで、徹底的にまとめました。
「ネズミが踊っているだけなのに、なぜこんなに面白いのか?」がスッキリ分かる内容になっています。SNSで毎日のように流れてくる“あのネズミ”をもっと楽しむために、ぜひ最後まで読んでみてください。
ネズミダンスミームとは?SNSで話題の「踊るネズミ」の正体

ネズミダンスミームとは、長靴を履いた3Dネズミがノリノリでダンスする短いループ動画のことを指します。
落ち着いたビートの曲に合わせて、ネズミがひたすら左右にステップを踏むだけのシンプルな映像ですが、その「ゆるさ」と「中毒性」からTikTokやYouTubeショートなどで一気にバズりました。
一見シュールなのに、なぜか何度も見返してしまうのが特徴です。
SNSのコメント欄では「意味は分からないけど好き」「仕事終わりに無限に見てしまう」といった声も多く、今や「最近よく見る“あのネズミ”」としてインターネットミームの仲間入りをしています。
どんな動画?ネズミが踊るあのミームの特徴
ネズミダンスミームの特徴をざっくりまとめると、次の3つです。
- 3Dのネズミキャラが、黄色いレインブーツのような長靴を履いている
- カメラ固定・背景シンプルで、ひたすら同じダンスを繰り返す
- 落ち着いたジャズ系ヒップホップ風の「Chess Type Beat」に合わせて踊る
映像としては非常にミニマルで、派手な演出はほとんどありません。
にもかかわらず、テンポの良いステップ+小刻みな揺れ+表情のないネズミという組み合わせがクセになり、「気づいたらもう10回見ていた」という人が続出しています。
ミームとして使われるときは、ネタ動画のオチや、自分の感情をネズミに代弁させる形で編集されることも多いです。
どこで見られる?TikTok・YouTube・Xでの拡散状況
ネズミダンスミームは、もともとTikTokの投稿から広がったと言われていますが、現在は以下のように複数のSNSで見られます。
- TikTok:オリジナルに近い動画や、ダンスを真似した実写動画が多数
- YouTubeショート:「Rat Dance Meme」「Chess Type Beat」などで検索するとまとめ動画がヒット
- X(旧Twitter):切り抜きやスクショGIFがタイムライン上で拡散
特にショート動画系プラットフォームでは、「ネズミそのものの動画」+「人間がダンスを真似する動画」の両方が出回っており、ダンスチャレンジ的な遊ばれ方もされています。
タイムラインでよく見かけるようになった人は、これらのプラットフォームのアルゴリズムが「あなたはこの謎のネズミが好きそう」と判断しているのかもしれません。
ネズミダンスの元ネタまとめ|発祥はどこ?誰が作った?

結論から言うと、ネズミダンスミームは1つの作品ではなく、「キャラクター」「ダンス」「音楽」「ゲーム」の複数要素が合体したミームです。
・ネズミの3Dモデルを作った人
・それを使ってダンス動画を投稿したクリエイター
・ダンスモーションの元になったゲームのエモート
・BGMとして使われている楽曲の作者
といった具合に、いろいろなクリエイターやコンテンツが絡み合って、現在の形に定着していきました。
この章では、その「元ネタ」を要素ごとに整理して解説します。
ネズミキャラの出典:@ratomiltonとは?中国TikTok発のクリエイター
ネズミダンスミームの中心にいる3Dネズミは、TikTokクリエイター@ratomilton(通称:Milton)が投稿したアニメーションから一気に広まりました。
雨靴を履いたネズミが「Chess Type Beat」に合わせて踊る動画がバズり、「Milton’s Dancing Rat Trend」として海外のミームサイトでも取り上げられています。
@ratomilton本人のアカウントでは、ダンスしているネズミ以外にも、音楽やアニメーションを絡めた短い作品が多数投稿されています。
SNS上では「ラットミルトンのネズミ」「ミルトンラット」などと呼ばれ、ネズミダンスミームの“本家”として扱われることが多いです。
ダンスは「フォートナイト」のエモート「Criss-Cross」が元
ネズミが踊っているステップ自体は、ゲーム『Fortnite(フォートナイト)』に登場するエモート「Criss-Cross(クリスクロス)」が元ネタとされています。
Criss-Crossは、チャプター1シーズン6からアイテムショップに登場したレアエモートで、左右にクロスするステップが特徴的なダンスです。
ネズミダンスでは、このCriss-Cross風のステップを、よりコンパクトでループしやすい形にアレンジして使用していると考えられます。
フォートナイトから生まれたダンスが、3Dアニメやミーム文化と結びつき、別の文脈で再ブレイクした好例と言えるでしょう。
音楽はJoyfulの「Chess Type Beat」|BGMの詳細と入手方法
ネズミダンスミームの印象を決定づけているのが、プロデューサーJoyfulによる楽曲「Chess Type Beat(または Chess (Type Beat))」です。
ジャズやローファイ・ヒップホップの要素が入ったビートで、落ち着いたピアノとドラムが特徴的なトラックです。
この楽曲は、YouTubeや各種音楽配信サービスで公式音源が公開されており、一部ではスロウ版やリミックス版も人気を集めています。
自分で動画を作る場合は、必ず公式の配信ページや楽曲提供サイトの利用規約を確認し、許可された範囲で使用することが大切です。
商用利用や再配布を行う場合は、権利者への問い合わせが必要になるケースもあるので注意しましょう。
ネズミは「Gmod」のキャラ|Gmodってどんなゲーム?
ネズミの3Dモデルは、PC向けサンドボックスゲーム『Garry’s Mod(通称Gmod)』のアセットや、Gmod向けに作られたモデルをベースにしていると言われています。
Gmodは、Valve社のSourceエンジンを使った「なんでもあり」の物理サンドボックスで、ユーザーがキャラクターやオブジェクトを自由に配置し、アニメーションさせたり映像作品を作ったりできるゲームです。
ミームに登場するネズミも、こうしたユーザー制作の3Dモデル・アニメーション文化の延長線上にある存在です。
Gmod界隈では昔から「変なキャラが踊る動画」や「謎の寸劇」が大量に作られており、ネズミダンスもその系譜に連なるインターネットカルチャーの1つと言えます。
なぜネズミダンスは流行った?SNSでバズった理由を解説

ネズミダンスミームがここまで流行った最大の理由は、「意味がないのに、気持ちは分かる」という絶妙なバランスにあります。
ストーリー性もセリフもなく、ただネズミが踊っているだけなのに、「テンションが高いとき」「謎のやる気が出たとき」「逆に虚無な気持ち」など、いろいろな感情を重ねて楽しめるのがポイントです。
この「解釈の余白」があるからこそ、世界中のユーザーが自分なりのテキストや状況を組み合わせて、ミームとして二次利用しやすくなっています。
映像・音楽・動きの中毒性|なぜウケたのか?
ネズミダンスがウケた理由を、要素ごとに分解すると分かりやすくなります。
- 映像:シンプルな背景+小さなネズミだけなので、スマホの小さい画面でも情報量が少なく見やすい
- 音楽:Chess Type Beatのループ性が高く、短い動画でも「もう少し聴きたい」と思わせる
- 動き:一定のリズムで繰り返されるステップが、見ている側に心地よい「リズム感」を与える
さらに、ネズミの表情がほぼ変わらないのもポイントです。
「無表情なのに全力で踊っている」ギャップがシュールさを生み、「感情移入しやすいマスコット」として機能しています。
結果として、何度もリピートしたくなる“中毒性”が生まれ、アルゴリズム的にも再生数が伸びやすい構造になっていると言えるでしょう。
ミームの拡散経路|海外から日本へ広がった背景
ネズミダンスミームの拡散経路は、おおまかに次のような流れで説明できます。
- 海外TikTokで@ratomiltonのネズミダンス動画がバズる
- 英語圏のミームコミュニティやYouTubeで「Rat Dance Meme」としてまとめ動画が作られる
- 人気配信者やストリーマーがダンスを真似したり、配信の合間に流したりして二次拡散
- 日本のSNSユーザーが「謎の踊るネズミ」として切り抜きを持ち込み、XやTikTokで紹介
特に、ゲーム・配信文化が好きな層に早く届いたことで、日本でも比較的スムーズに広まりました。
その後は「ネタ画像として貼る人」「自作MADに使う人」「実写で踊る人」など、さまざまな楽しみ方が派生し、いまでは「SNSをよく見る人なら一度は見たことがある」レベルの知名度を獲得しています。
ネズミダンスの関連ミーム・派生コンテンツまとめ

ネズミダンスミームがここまで広がると、当然のように「他の動物ミームとの比較」や「二次創作・派生作品」も増えていきます。
インターネットミーム界隈では、特定のキャラクターが流行ると、同じフォーマットで別キャラ版が作られたり、「動物枠」の人気ミーム同士がセットで語られたりするのが定番ムーブです。
この章では、ネズミダンスと合わせて語られがちな関連ミームをざっくり整理します。
人気の動物系ミームまとめ(カエル・カピバラなど)
ネズミダンスミームと並んで語られることが多い、代表的な「動物系ミーム」は次のようなものです。
- カエル系ミーム:ペペ(Pepe the Frog)など、カエルが感情を代弁する画像・動画ミーム
- カピバラミーム:「capybara walking」系のBGMに合わせてカピバラが歩くだけの動画がバズった流れ
- 猫ダンス・猫ジャンプ:昔から根強い人気の「踊る猫」「突然ジャンプする猫」系動画
- ハムスター・マスコット系:小動物が走ったり回し車を回したりするだけの癒やし系ループ
これらに共通しているのは、「特に意味はないのに、見ていると感情が乗ってくる」という点です。
ネズミダンスもその系譜にあり、「今日はこの気分だわ」と感じたときに、自分の心情を代わりに踊らせる“感情代理人”のような役割を果たしています。
ネズミダンスのバリエーション・二次創作まとめ
ネズミダンスミームは、すでに様々な二次創作・バリエーションが生まれています。
代表的な例を挙げると、次のようなものがあります。
- 別楽曲差し替え版:Chess Type Beatの代わりに、他の曲やゲームBGMを当てはめたもの
- 複数ネズミ版:ネズミが2匹・3匹と増え、合唱団やパーティーのようになっている動画
- キャラ差し替え版:人気ゲーム・アニメのキャラクターにネズミと同じダンスをさせるMMD・3D作品
- 実写コラボ:人間がネズミと同じダンスを踊り、画面を分割して並べるスプリットスクリーン動画
こうした二次創作は、元ネタへのリスペクトを前提にした「遊び」として楽しまれています。
一方で、著作権・肖像権・ゲーム内アセットの利用規約など、守るべきルールも存在します。
特に商用利用や収益化を行う場合は、原作・権利者のガイドラインを事前に確認しておくことが重要です。
自分でもミームを作ってみたい人へ|素材・音源・ツール紹介

ネズミダンスミームを見ていると、「自分でもこういうミームを作ってみたい!」と思う人も多いはずです。
結論から言うと、スマホ1台と基本的な編集アプリがあれば、初心者でも十分ミーム動画を作ることができます。
この章では、「素材の探し方」「おすすめの編集ツール」「バズらせるためのコツと注意点」を、できるだけシンプルに解説します。
難しい3Dソフトを使わなくても、既存の素材やテンプレートを活用すれば、まずは雰囲気を楽しむことができます。
ネズミダンスミームの動画素材を入手するには?
本家と全く同じネズミモデルやアニメーションを勝手に再配布するのはNGですが、参考にしたり、正規の方法で使える素材を探すことは可能です。大まかな手順は次の通りです。
手順①:公式や権利者が配布している素材・テンプレートがないか確認する
手順②:3Dモデル配布サイトやGmodコミュニティで、利用規約が「動画利用OK」のものを探す
手順③:見つからない場合は、自分で似た雰囲気のマスコットキャラを作る or フリー素材キャラを使う
手順④:いずれの場合も、配布ページに書かれている「クレジット表記」「商用利用」「二次配布禁止」などの条件を必ず守る
オリジナルのネズミでなくても、「小さなキャラがChess Type Beat風の曲で踊る」という構図を踏襲すれば、十分に“自作ネズミダンス風ミーム”として楽しむことができます。
使ってみたい!ミーム動画が作れるおすすめアプリ・編集ツール
ミーム動画を作るときは、PC用の本格ソフトだけでなく、スマホアプリでも十分対応できます。
用途別に代表例を挙げると、次のような組み合わせが便利です。
- スマホでサクッと作りたい人:CapCut、VLLO、InShotなどの無料編集アプリ
- テキスト・スタンプを多用したい人:TikTokアプリ内の編集機能、Instagramリール編集
- PCでじっくり作りたい人:DaVinci Resolve、Adobe Premiere Pro(有料)など
作り方の流れは、
手順①:音源を取り込む(利用規約を確認)
手順②:キャラクターのダンス動画やループ素材をタイムラインに配置
手順③:テキストや字幕で「状況・オチ」を付け足す
手順④:ショート動画向けに縦長(9:16)に書き出す
といったシンプルなものでOKです。
まずは10〜15秒程度の短い動画から始めてみると、投稿もしやすくなります。
SNSでバズるミームの作り方と注意点(著作権など)
バズるミームを作るうえで大事なのは、「元ネタの魅力+自分なりのひねり+ルールを守ること」の3点です。
- 元ネタの魅力:ネズミダンスの場合は「シュールさ」「中毒性」が核なので、そこは崩しすぎない
- 自分なりのひねり:テロップの一言や、状況説明の字幕で「あるあるネタ」「自虐ネタ」などを盛り込む
- ルールを守る:音源・キャラ・ゲーム映像などの著作権や利用規約を必ず確認する
特に注意したいのが、商用利用や収益化との兼ね合いです。
趣味で投稿する範囲と、広告収入を得る形では、許可の必要性が変わる場合があります。
また、他人の顔・名前・ブランドロゴなどを勝手にコラージュするのもトラブルの元です。
「ネタにされる側」もいるということを意識して、誰かを傷つけない、元ネタに敬意を払ったミーム作りを心がけると、長く楽しく遊べます。
まとめ|ネズミダンスミームはSNSの新たなトレンド
ネズミダンスミームは、3Dネズミ・フォートナイト由来のダンス・Joyfulの楽曲「Chess Type Beat」・Gmod文化といった、さまざまな要素が組み合わさって生まれた2020年代後半を象徴するインターネットミームのひとつです。
「深い意味はないけれど、なぜか分かる」「ただ見ているだけで楽しい」という感覚を、世界中のユーザーが共有している点も特徴的です。
SNSのタイムラインに流れてきたとき、「あ、今日もネズミが踊っているな」とクスッと笑える存在として、しばらくは定番ミームとして残っていくでしょう。
元ネタ・流行の理由を知ってもっと楽しもう
ここまで見てきたように、ネズミダンスミームの裏側には、
- @ratomiltonによる3Dアニメーションの発明
- フォートナイトのダンス文化
- Chess Type Beatという音楽トレンド
- Gmodや3Dモデル文化の積み重ね
といった複数のカルチャーが横断的に絡み合っています。元ネタを知ることで、「このネズミ、実はあのゲームや音楽ともつながっているんだ」と、ミームをより深く味わえるようになります。
単なる「謎の踊るネズミ」から一歩踏み込んで、背景にあるインターネット文化を知ると、タイムラインに流れてくる一つひとつのミームが、少し違って見えてくるはずです。
ミームの楽しみ方は無限大!あなたも作ってみよう
最後に大事なのは、「見る専門」でも「作る側」でも、自分が楽しいと思える距離感でミームと付き合うことです。
「今日は疲れたからネズミに踊ってもらうか」と眺めるのも良し、「自分の感情をネズミに喋らせてみよう」と字幕を付けて投稿してみるのもアリです。
スマホ1台あれば、誰でもミームクリエイターになれる時代です。
ルールとマナーだけはしっかり押さえつつ、ネズミダンスミームをきっかけに、あなたなりの“推しミーム”や“推しキャラ”を見つけてみてください。インターネットの楽しみ方が、きっと一段階広がります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
